遺品整理で買取可能な物が出てきたら？おすすめの遺品買取業者も紹介

親を亡くし、悲しみにくれながら遺品整理をしていると、ゴミとして処分できないものもあることがわかった。

あるいは、物によっては買い取ってもらえることも知った。

もし買取可能な遺品が出てきたら、どうすればいいのか。

このように、遺品の処分に悩んでいることでしょう。

そこで今回は、買い取ってもらえる遺品が出てきた時の対処法や、買取におすすめの業者を紹介します。

この記事を読むことで、遺品整理に悩んだ場合の解決策として役立てていただけたら幸いです。

買取可能な遺品が出てきた場合の対処法4選

まずは買取可能な遺品が出てきた場合の対処法について、確認しておきましょう。

遺品を買い取ってほしいと思った時の対応方法として、今回は以下4つの方法を挙げます。

出張買取業者に売る

一つ目は、出張買取業者に売ることです。

買取専門の業者に売ると、他の方法で売る場合に比べて、基本的に買取価格は高めになります。

ただし買取対象とされる物が限られていることや、出張買取の予約をしてから買取に来てもらうまでの時間がかかるというデメリットもあります。

遺品整理業者に任せる

二つ目は、遺品買取業者に扱いを任せることです。

遺品整理業者に依頼すると、遺品の買取だけでなく、供養やハウスクリーニングまでやってもらえます。

遺品整理や遺品に関わる全ての対応を任せたいという場合は、うってつけのサービスと言えるでしょう。

逆に遺品整理業者に依頼した場合でも、デメリットはあります。

たとえば遺品を買い取ってもらっても、作業料が発生します。

そのため、遺品の買取金額よりも作業料の方が高くなることも考えられるのではないでしょうか。

リサイクルショップに売る

三つ目は、リサイクルショップに売ることです。

有名な業者ではブックオフや、ブックオフの関連企業であるオフハウスやハードオフなどです。

売りたい物を店舗に持っていけば、その場でスタッフが査定してくれるため、手続きは簡単であることが特徴です。

ただし買取金額は、基本的に低く設定されます。

フリマアプリで売る

最後は、フリマアプリで売ることです。

メルカリなどが、代表的なフリマアプリです。

フリマアプリで売るメリットは、売りたくて出品した物に対して、その品物を欲しい人がいれば何でも買ってもらえることでしょう。

ただし品物を売って買い手に届けるまでの一連の手続きを全て自分でやらなければいけないため、手間がかかります。

たとえばメルカリで売る際には、対象の品物を写真撮影して所定の販売手続きを行い、売買が成立したら品物を梱包して発送手配まで行うこととなります。

遺品買取におすすめの業者4選

ここまでの話の中で、今回は遺品買取におすすめできる出張買取業者や遺品整理業者を紹介します。

おすすめの業者は、下記の4社です。

高く売れるドットコム

まずは出張買取業者の高く売れるドットコムです。

高く売れるドットコムは、東証プライム上場企業が運営しています。

また専門のバイヤーが査定しているところが特徴で、信頼できる点と言えるでしょう。

高く売れるドットコムが現在積極的に買取を強化している品物は、切手・食器・着物・小銭です。

上記の品物に該当する遺品が出てきたら、高く売れるドットコムへの依頼を検討してみても良いでしょう。

バイセル

バイセルも、買取業者として信頼できる企業の一つです。

その証拠に買取実績は1,400万点以上にのぼります。

またプロの査定士が査定するところも、安心できるでしょう。

買取対象となる主な品物は、骨董品です。

具体的には、陶磁器・絵画・掛け軸・茶道具・ブランド食器です。

他にも着物や切手、小銭なども扱っています。

買取対象となるか気になる遺品が出てきたら、問い合わせてみると良いでしょう。

福ちゃん

他に紹介したい買取業者は、福ちゃんです。

福ちゃんに依頼するメリットは、専門の査定スタッフがいることと、買取実績が豊富であることです。

買取できる品物は、骨董品・着物・食器などが中心となります。

また依頼人や買取を希望する品物の状況に合わせて、買い取るために柔軟な対応ができるという特徴もあります。

遺品の整理屋さん

遺品の整理屋さんは、名前から想像できるように遺品整理業者です。

遺品整理の実績が豊富で、顧客満足度が高い点が魅力的です。

また遺品整理専門サービスのため、遺品の供養やハウスクリーニングも対応してもらえます。

さらに大きな魅力として、遺品の整理屋さんでは積極的に買取を行っています。

そのため買取サービスを利用すれば、遺品整理の作業費用と買取金額を相殺することで作業費用を抑えることも可能です。

買取対象となる品物は、家具・家電・骨董品などです。

他にも多数の品物を扱っています。

悪質な業者に騙されないための注意点4選

ここまでの記事を読んでみて遺品の買取に関心を持っても、悪質な業者に依頼して被害に遭わないか不安も感じるでしょう。

そのため悪質な業者に騙されないための注意点について、以下の4点にまとめました。

営業の電話や飛び込み営業を行っている

営業の電話や飛び込み営業により、遺品買取に誘導する強引な営業に注意が必要です。

遺品買取に限らず、電話や飛び込みでの悪質な勧誘を行われたという経験はあるのではないでしょうか。

売り上げや経営に余裕のある業者は、わざわざしつこく営業の電話や飛び込み営業をしなくても顧客に恵まれているものです。

たとえば口コミや評判で、良い業者なら顧客から顧客へと自然に紹介されていくため、業者から営業しなくても顧客から仕事の依頼を受けることが多いはずです。

名刺を提示しない

こちらから名刺や社員証など身元の確認できるものを開示するよう求めても、なかなか提示しない業者は疑うべきです。

何もやましいことがないなら、むしろ業者から進んで名刺を提示してもおかしくないはずで、提示を嫌がるのは怪しい証拠でしょう。

仮にさんざん渋った後に名刺を出しても、虚偽の記載をしている可能性もあります。

怪しいと思ったら、インターネットで名刺に記載されている情報を調べているのも賢明な対応と言えますね。

業者としてしかるべき許可を取得していない

遺品買取の業者として運営していく上で必要な許可を取得していない場合は、当然ながら「ニセモノ」です。

悪質な業者は適切なサービスや運営ができないため、正式な許可を得られず無許可で勝手に営業しています。

まともな業者なら、ホームページに許可番号を記載してあるはずです。

そのため関わった業者が「怪しい」と感じたら、ホームページを見て確認してみると良いでしょう。

「ホンモノ」の業者であるか否か、すぐにはっきりさせられます。

スタッフの態度やマナー、サービスが悪い

業者から派遣されてきたスタッフの態度やマナー、サービスが悪い場合は、言語道断で悪質業者です。

遺品買取に限らず、このような業者のサービスは受ける価値がないですね。

ましてや遺品買取という、大切な故人の品物を整理して買い取る責任を背負っているのです。

遺品や遺品の買取を任せる遺族の思いを十分に尊重して、ていねいな対応や誠意を見せてくれる業者でなければ、遺品買取を行う資格がありません。

悪質な業者を見分けるための対処法3選

最後に、悪質な業者を見分けるための対象法を紹介します。

有効な対策として今回挙げるものは、以下の3点です。

ホームページを見て確認

怪しい業者だと思ったら、まずはホームページで確認してみましょう。

上記の「悪質な業者に騙されないための注意点」の中でも伝えましたが、ホームページを見てみれば必要な許可が取れているか、疑わしい記載がないかなど確認できるはずです。

インターネットで口コミを確認

ホームページを見てみることに加えて、インターネットで口コミや評判を調べてみることも有効です。

あまりにも悪質で有名な業者であれば、口コミや評判にも載っているでしょう。

ただしその口コミや評判を書いた人の感じ方により悪く書かれている場合や、そもそも悪意で悪い口コミを書く人もいますので、口コミを信用し過ぎないよう、フラットな気持ちで見ていくことが大切です。

それでも「火のない所に煙は立たぬ」と言うことわざもありますので、口コミは参考材料の一つになるでしょう。

複数の会社で見積もりを出す

業者に依頼する前に複数の会社で見積もりを出すことも、おすすめの対応です。

これは遺品を安く買い取られないようにするために、有効です。

また作業費用がかかる場合に、ぼったくられないようにするためにも賢い対応と言えるでしょう。

では何社分の見積もりをすれば良いのかという話になると、特に決まりはありませんが目安として3社ほど見積もりを出して比較すると、相場のイメージが湧いてくるのではないでしょうか。

まとめ

今回の記事では、遺品整理をしていく中で買取可能な品物が出てきた場合の対応について述べてきました。

故人をしのぶ大切な遺品だからこそ、遺品と共に気持ちを整理しながら、故人の方の想いや故人の方との思い出を大切に保存して前に進んでいきたいですよね。

悔いを残さず遺品整理を行っていくために、本記事が力になれたら嬉しいです。